田中均『ドイツ・ロマン主義美学』、御茶の水書房、2010年。

ドイツ思想史の俊英である著者による博士論文が単行本になって出版されたものです。「フリードリヒ・シュレーゲルにおける芸術と共同体」という副題が示している通り、シュレーゲルの思想を中心軸にして、ゲーテ、カント、シラーなどに視線を伸ばし、ドイツロマン主義の美学が持っていた可能性を多角的に論じた野心作です。 古本屋から入手したもので、裏の見返しの上にはまだその本屋のシールがついたままですが、状態は極めてよく、出版社の新刊案内や売り上げカードが挿入されたままで、全体はグラシン紙に包まれて保護されていますので、未使用に近い状態です。写真でご確認ください。 2010年の初版です。参考までに、Amazonへのリンクを貼っておきます。 https://www.amazon.co.jp/ドイツ・ロマン主義美学―フリードリヒ・シュレーゲルにおける芸術と共同体-田中-均/dp/4275009088 #シュレーゲル　#田中均　#ドイツロマン主義

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